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|トピックス|2024年1月から新NISAがスタートしました

2024年1月から新NISAがスタートしました

2024.03.22

定期預金に預けても、ほとんど利息は付かなくなって久しい中、NISAやiDeCoへの関心が高まっていると思います。新しくなったNISAは昨年までのNISAとは別の制度として始まりました。

1.旧一般NISAは非課税期間終了後課税口座へ移管
 旧一般NISAについては2023年末に非課税期間5年が終了するものから、順次課税口座に移管されることになります。具体的には、2019年に一般NISA口座で購入(あるいはロールオーバー)した商品は2023年末に非課税期間が終了し、2024年には課税口座(通常は特定口座)に時価で払い出されます。同様に、2020年以降に一般NISA口座で購入したものも、順次、非課税期間終了時に課税口座に払い出されていきます。

2.旧つみたてNISAは20年間非課税
 一方、つみたてNISAの場合は、20年間非課税で保有し続けることができます。例えば2023年につみたてNISAで投資した場合、2042末年まで非課税で運用を継続することができます(積立の継続はできない)。

3.ジュニアNISAは継続管理勘定へ移管
 ジュニアNISAは非課税期間終了まで継続管理勘定において非課税で運用されますが、これまでのように自動的に一般NISAに移管されることはありません。

4.旧NISAと新NISAは別枠
 旧NISAにも新NISAにも限度額がありますが、制度が異なるため、限度額はそれぞれに適用されます。新NISAの限度額は最大1800万円ですが、旧NISAを保有していてもこの枠は最大まで使うことができるのです。

新しいNISAについては金融庁のHPに詳細が掲載されていますので、興味のある方はご覧になってみてください。

新しいNISA : 金融庁 (fsa.go.jp)